makers Unlearn 2026 | 技術哲学

最終課題
テクノロジーの問題を、根源から分析する

問題の整理 → 背景の整理 → あなたの実践 → 分析

形式
自由(文章・スライド・映像ほか)
提出
随時/再提出可
表彰対象
2027年3月末までの提出分

INTROこの課題について

8回かけて、7人の哲学者とともにやってきたのは、「つくる」を哲学からアンラーンすることでした。技術やテクノロジーが「このようなものである」と捉えられてきたこと自体を知らなければ、アンラーンのしようがない——その捉え方に哲学は深く関わってきました。最終回では、解体の先にある場所として惑星的普遍技術と惑星的普遍倫理の話をしました。

この課題は、その道具箱を使って、身近なテクノロジーの問題をひとつ、根源から分析する課題です。知識を再現する課題ではありません。第2回から第7回までの概念(ゲシュテル、質料-形相論、技術決定論、技術的媒介、宇宙技芸、アフォーダンス、メニュー化……)を、自分の切実な問題に当ててみる。そして、自分がすでに始めている実践を、その概念で検査する。ここが技術哲学の腕の見せどころです。

ASSIGNMENT課題──4つのステップ

STEP 01

問題の整理Problem

ヒント:経験のメニュー化、人間のデータ化、技術の均質化、かり立て——身近で切実なものほどよい。「社会問題」として大きく構えるより、自分の暮らしや仕事の中で実際に起きていることから選んでください。

STEP 02

背景の整理Background

ヒント:そのテクノロジーは、どんな普遍《論理》(規格・効率・進歩・人間中心主義)を体現しているか。8回分の概念が道具箱です——ゲシュテル(第3回)、質料-形相論と宇宙技芸(第6回)、技術決定論と社会構成主義(第4回)、技術的媒介(第5回)、アフォーダンスとメニュー化(第7回)……。

STEP 03

あなたの実践Practice

ヒント:惑星的普遍技術の視点で——眠っている技術を掘り出す(車輪の再発明でよい)、道具を選び直して環境を改変する、自然との往復で異なる身体を獲得する。大きな計画でなくてよい。すでに始めている小さなことを、まず書いてください。

STEP 04

分析Analysis

ヒント:惑星的普遍倫理の視点で——その実践は、生命の生態系を豊かにする方向に働くか。メニューの外をつくり“続け”られるか。倫理は物のかたちに宿り(第2回)、設計は物質を介した倫理の実施(第5回)。STEP 03の実践を、STEP 02の概念で検査する——ここが技術哲学の腕の見せどころです。

FORMAT形式と分量

SUBMISSION提出について

提出期限は設けていません。ただし表彰の対象となるのは、2027年3月末までにご提出いただいたものです。

一度出して、あとで考えが深まったら再提出できます。むしろ推奨します。技術史・技術の人類学・フィールド講義と進むなかで実践が変わったら、STEP 03・04を書き直して出し直してください。

提出はこちらのフォームから

お名前と提出ファイルをアップロードするだけです。Word・PDF・スライド・動画・画像など形式は問いません(5ファイルまで、1ファイル100MB以内が目安)。アップロードにはGoogleアカウントへのログインが必要です。再提出も同じフォームからどうぞ。

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POINTS取り組むときの視点

評価というより、書き終えたあとに自分で確かめるためのものとして挙げておきます。

答えは必ずメニューになります。だから、つくり続けてください。第8回・最終回のFinal Messageより

MATERIALS参考資料

この課題は、第8回(2026年9月14日)の講義スライドで提示した最終課題を、ページとしてまとめ直したものです。質問はDiscordで受け付けています。